あるリズムの音楽を聴くと、気分が安らいだり、高揚したりすることは
すでに実感としてあると思います。

では、購買行動を促進させるにはどんなリズムが有効なのか?

アメリカのマーケティング学者ミリマンの実験によると

スーパーマーケットでBGMを一日おきに変えた比較事件をしたところ

1分間94ビートのときより、1分間72ビートのスローなテンポのほうが、
売上が38%も増えたそうです。

歩く早さもスローリズムのときのほうがゆっくりになったそうで、
お客はそれに気づかなかったそうです。

同じようにレストランでもゆっくりしたリズムのBGMのほうが
食事の時間が長くなり、飲食の量も増えたそうです。

このようなことからまとめると

■スーパーマーケットやレストランの場合は、
滞在時間が長いほうが

ゆっくり店内を探せる

食事の量が増える

のでスローリズムのBGM。

■回転寿司や狭いショップの場合は、

滞在時間が短いほうが

客の回転率がアップして売上増になるので

早いリズムのBGM

ただし、極端な場合は逆効果ももあるそうなので注意が必要です。

心臓のリズムが、人の生理的な基準になっているだけでなく
快感というこころの基準点でもあるそうです。

BGMを選ぶ際にはぜひ参考にしてください。